新しい音
朝のなんとも言えない秋の曇り空から、雨がぱらぱらと降る夜まで。
きょうは色んなところに行きました。馴染みのある場所ばかりだったはずなのに、
何でかいつもどおりの道も、いつもとは違って見えた一日だったんです。
日付が変わってしまいましたが、
やっぱり11月5日は、私にとって特別な日だからだと思いました。
2008年11月5日、あの日のステージは何年経っても私にとって大切な記憶なんだ、って。
過去とか未来とかを超えて、あの日のことはしっかり刻まれていて
11 5 という数字を見るたびに
ああ、と こみあげるものがある。
懐かしいなとか、じゃなくてもっとすっとしたシンプルなきもち。
これから一段ずつのぼる階段を
これから一歩ずつ進んでいく道を
そぉ、っと見つめて支えてくれるのはあの日。
それほどまでに大きな経験だった。
きっとこれからも、何とも比べられない。
そしてまた新しい日々と出会っていく。
明日へとまたつなぐ・つながる。
新しい音をめざして。