なんて恋
『新しい本の読み始め』は、自分の部屋以外でなくちゃいけない。
エッセイならまだしも、本のなかは非現実のかたまりだ。仮にそうでないとしても、私とは一切関係ない世界である。
毎日過ごす私の部屋は、私にとって現実味がありすぎるし、逆に不自然なほど非現実的でもある。とりあえず、本を読み始めるにはとにかく落ち着かない場所である。
一番いいのは、電車の中だ。特に、特別急行。
普通列車では、人の出入りが激しく、落ち着きがなさすぎる。新幹線は、もはや電車というより『空間』がそのまま移動するような、特殊な空気があって、空気が平淡過ぎる。
そこで、間をとって、特急。特急は近いような遠いような微妙な距離を走るからか、みんなどこかそわそわしている。それがいい。中途半端な旅の疲れの中、自分の意識をとばし、身を隠す絶好のチャンス。
そこからなら、部屋でも読める。なぜか、特急の空気は引きずることができる。
…ということで、今日買った本も、週末に特急に乗るまでは読めないってわけです。(笑)
栞!初めて買ったけど、集め出したらはまりそうだ。
お気に入りの栞をはさむだけで、
いつもの本に、いつもの何倍も愛着がわく。
栞パワー凄し。
小手鞠るいさんの本には、はまってしまった!
もしブログを見てくれてる人で、あまり本に触れたことないって方、
ぜひ読んでみて。
ドラマティックで素敵ですよ。
皆さんのオススメの本、これだ!って本、
あったら是非是非教えてくださいな!!