さながら文学少女。
本を読む、小説を読むということは、
いろんな人の生き様を、想いを、代わって読み手が心に刻み、この手に持っておくことだと思う。
それが一瞬でも。
幸せでも不幸でも、本の中では夢みたいに描いてあって、
実際自分が"そんな"経験をしても、ドラマティックな出来事には感じないだろう。
本は、回想。
本は、想像。
本は、過去と未来。
現実は、ない。
現実は、今現在私たちにしか生きられないから。
だから人は、きっと本を読み、憂い、微笑み、
読み終われば、すっと空間を移動していまに戻る。
何もなかったみたいに。
でも、心のなかには、
字が、言葉が、あの人が、生きている。
と、一冊の小説を読み終えて思ったのでした。
思うまま書きましたが、あえて読み返さず載せます。
ちなみにここでの"本"は、大方今日読んだその小説を指しています。
このあとはまた、レスリングで燃えます。♪