す・こ・し・ず・つ
松下奈緒さんのアルバム。
『poco a poco』
私は、邦楽のアルバムはあまり買いません。
もっと勉強しなくちゃ、とも思うし、新譜を聴くようにはしてるんだけど、いまいち心惹かれません。
でも、これは一目惚れ(一聴惚れ?)したので即!購入~。おっ!珍しい!
ピアノ、ボーカルを松下さんが担当しています。
歌入り+ピアノのみの曲、どちらも半々ぐらいで収録されていて、それだけで何だかドラマチック。異空間。
さて私が“一聴惚れ”したのは、1曲目の『Rain』。
ぞくっとしちゃった。
ほんとに鳥肌が立っちゃったよ。
映画のワンシーンを切り取ったみたいな曲なのね。
ほんとに雨が降ってる。
恋人達がいま、離れようとしている。
あぁ……
もう。もどかしくなる。
その世界に、直接触れられない自分が嫌になる。
ただ、見とれてるだけ。
でも、音楽を聴く醍醐味って、その“もどかしさ”にあるかもね。
その世界に入れるような、入れないような…ね。
他にも、
ダンサブルなビートに柔らかいピアノが溶け込んだ『Together』、
あったかい部屋に陽射しがすっと入るような、幸せーなバラード『Two』、
ジャジーで甘い『Jazz chocolat』(この曲のBaseはベンベンしてて好き)、
不思議な森のなかに迷い込んだような、ステキな切なさを感じる『木漏れ日』などなど
おすすめの曲、いっぱいでがんす。(がんす?)
ピアノの音色いいっす。やっぱ好きっす。
明日も晴れるといいな。